茨城県北地域の子どもたちに、子ども達の自立的な成長の促進と豊かな未来社会を創造する人材の育成に寄与したい

特定非営利活動法人 子ども大学常陸

学長メッセージ

子ども大学常陸の学長を務める川上美智子です。
私自身は約半世紀、大学教育と子どもの教育に関わり、ゼロ歳からの生涯に亘る学びの大切さを痛感しています。

「子ども大学常陸」は日立地区を中心とする小学4年生から中学2年生までの大学として、6年前に誕生しました。子ども大学のルーツは、2002年に遡ります。ドイツで大学のキャンパスと専門家講師を使い、大学レベルの教育を施す子どものための教育の場として発足しました。日本では2008年に埼玉県の「NPO法人かわごえ」が、学校とは別のもう一つの学びの場として第1号の子ども大学を立ち上げました。この活動はその後全国に広がり、この茨城県にもほぼ同時期にいくつかの子ども大学が設立され、子どもの第2の学びの場、体験の場として重要な役割を担っています。

未来の社会の担い手となる子どもたちの自ら学ぶ力、課題を解決する力を育むため、知的好奇心を刺激し意欲的に取り組めるテーマを毎年設定し、大学教授や研究者、最前線で活躍する専門家に、参加型、体験型の形式でハイレベルな内容をわかり易く指導して頂いています。この活動には、大学生のボランティアや社会活動に関心のある社会人が積極的に関わり、支援を行っています。

今年のテーマは「ふるさとを知る、食べる」、日立市を舞台にお芋プロジェクトが始まっています。
途中からの参加も可能ですので、入学をお待ちしています。


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